SOD風俗覆面調査団特命係・杉下左京でございます。
ソフト・オン・デマンド創立18周年を記念した総額1億円の特別プロジェクトとして
はじまったSOD風俗覆面調査団
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前回のエントリにて書きましたが、志望動機を送ったものの、3日ほど経過しても何も反応がないことに焦った私は、新たに自分の中の思い出深い風俗体験を記して再度送り直しました。つまり、アホなことにも計2つの文章を送ったことになります。
それが以下となります。

「自身の最高の風俗体験」
『花の色は 移りにけりな いたずらに

時間は過ぎ去っていくものである。

風俗文化も時とともに変わりゆく。思えば色々な風俗体験をした。
今から10年以上前だろうか。一時期「西川口流」なるものが隆盛を極めた。
ピンサロ形式ではあるが、本番ができる。本サロというものである。
それ以外にも、シャワー付きの個室型、いわゆる箱ヘルタイプのものもあり、私はこちらのほうをよく好んだ。
店名はうろ覚えだが、ニューゴールデンキングとかそんな名前だったとおもう。
ここに若くてとても可愛らしい美人姉妹がいた。記憶に間違いがなければルイとジュリ。
特に私のお気に入りは妹のジュリ(18歳)だった。
小柄でありながら細く伸びた手足。しなやかな肢体。制服のコスプレ姿は本物の現役女子高生を彷彿とさせた。
即プレイ開始というのは味気なさを感じてしまうので、時間の許す限り私のプレイスタイルはトークからはじまる。トークする中で、打ち解けて距離が縮まり親近感をおぼえ、相手の人間性が見えてくるのだ。
彼女はとても自然体でよく話し、よく笑う。若いのにとても気遣いのできる娘さんだった。
ついつい話に夢中になり想像以上に時間が過ぎた。そろそろプレイしようかという流れで私が「シャワー浴びるね」と言うと「いいよ、時間もったいないよ」と彼女。
そのまま私の男根をぱくり。予期していなかったいきなりの即尺に、体全身に電気が走ったかのような衝撃と感動をおぼえる。
仕事が忙しかったのと、風邪ぎみだったこともあり、私はその日と前日は風呂に入ってなかったのだ。風呂に入っていない不浄なる私のペニスを彼女はとても丁寧に、それでいてちょっとはにかみながらもうれしそうに清めてくれた。
ああ、なんていい娘だろう。その健気さに、胸が高鳴りキュンキュンする。天使のような可愛らしさだ。
18歳の育ちかけな小ぶりでやわらかい乳房を味わいながら、手マンやクンニリングスをほどこす。恥じらいながらも感じいる彼女の表情がたまらない。全裸にはさせず、制服を残しながら半裸状態で挿入する。
控えめながらもれる吐息。そのいたいけさからは、まるで本物の女子高生とセックスしているような錯覚をおぼえる。
当時は既に条例が厳しくなっていたので女子高生との性交はご法度であった。
そんな背景もあったので、このいけないことをしているタブー感は、私をさらに高ぶらせた。絶頂に達し、果てた後もいちゃいちゃラブラブな対応をしてくれ、帰り際にもハグとキス。強く抱きしめたら壊れてしまいそうな華奢な身体を再度抱きしめ、後ろ髪惹かれる思いで後にする。
しかしやがて、警察と県が一丸となっておこなった浄化作戦により西川口は壊滅してしまう。彼女とは西川口が壊滅するまでのほんの数回の交わりではあったが、印象は強く深く残っている。彼女に癒された男性も多くいたはずだ。
その後ジュリがどういう人生を歩んだのかはわからないけれど、今でもほの甘い記憶が残る。
どこかでしあわせな暮らしをしていてほしいと切に願うばかりだ。

時間は移りゆく。その中ではかなくも退廃していくものに愛おしさを覚える。
時同じく10年以上前になろうか、神奈川県は横浜に黄金町、町田にはたんぼという赤線の名残りを残すちょんの間があった。
そのどちらも今は消失してしまった。
なかでも黄金町のちょんの間の一帯は、京浜急行の高架下および大岡川沿いにあり、一歩足を踏み入れるとそこはもう別世界であった。
戦後間もない世界に迷い込んだのか、はたまたここはアジアのどこかなのか、無国籍風な異世界ゾーンは胸をときめかせてくれた。
ここはスケール感もさることながら、スリル感、アミューズメント感もそなえていた。
外観は戦後のままの古びた小料理屋が軒を連ねており、お姉さんたちが軒先で道行く殿方を笑顔で誘う。
夕暮れ時ともなると、うっすらと灯された薄明かりの中に、艶かしい淫靡な雰囲気をかもしだすそのさまは、とても幻想的で風情があった。
売り子にはタイ人、フィリピン人、ロシア人、中国人から南米系まで色々な人種がいた。
少ないながらも日本人女性のいる一角もあった。
男からすれば、その日の気分に合わせてよりどりみどり。通りをながしながらひやかしてみるのもまた一興であった。
私はそこで若くて可愛いフィリピン人、タイ人などとも何度か交えたことがあったが、強く印象に残っているのはとある日本人の女性だった。
年の頃20代中半~30代前半であったろうか。顔つきは小沢真珠に似ていてとても美しく、同時にどこか清楚さと上品さとはかなさを兼ね備えていた。
小料理屋の二階にあがりお金を払う。六畳ほどのスペースに布団が敷いてある。注文したビールを飲みながら、軽く会話をする。
彼女は東京住まいで、地元を避けてここまで通いで来ているとのことだった。
なぜこんな美貌の持ち主が、ちょんの間などにいるのか。
もちろん、事情を聞くなんて野暮なまねはしない。
ただ、背景にあるストーリーに思いをはせずにはいられなかった。
父親の事業の借金返済のため、良家のお嬢様がこの世界に来たのか。
はたまた夫の借金の肩代わりで、貞淑なる妻が娼婦の道へと迷いこんだのか。
彼女の持つ雰囲気、仕草、ふるまい、気遣いや会話などからも気品を感じ、育ちの良いことが読み取れた。
美貌と知性を持つ良家の子女が娼婦に堕ちていく。
江戸時代、旗本のお姫様が吉原に身売りした事例があるそうだが、とても人気を博したそうだ。
きれいなものが汚されていく。古くからギャップ(落差)は男を欲情させる条件のうちの一つなのだろう。

彼女に軽くキスをする。ちょんの間はプロの世界でキスを嫌がる女性が多かったが、彼女は違った。
おそらくこの世界に入って間もないのだろう。あるいは、彼女の持つやさしさなのか。
服を脱がすと見事な乳房があらわれる。
腰もきゅっとくびれており、スレンダーな身体に推定DカップかEカップの美乳が映える。
美しい。完璧だ。神々しいまでに完璧なスタイルだ。私はそこにビーナスを見出す。
その美しい胸を吸い揉みしだく。気位の高さから恥じらいながらも、なすすべもなく感じ入る彼女。
ビーナスのごとき美しい良家の子女が、シャワーもない場所で、今会ったばかりの男の男根を口に咥え、自らの陰唇に受け入れ、ひとつになる。これが興奮せざるにいられようか。私はかつてないほど燃え上がり、彼女の身体を堪能しきった。

帰りに黄金橋を渡りながら、ほのかなピンクのネオンライトに包まれた町を振り返る。満足感と、なんともいえない懐かしさと、祭りの宴が終わるようなさびしさが入り混じるような不思議な気分は今も記憶に残る。
やがて、この黄金町も浄化作戦で一掃されてしまう。実にさびしいものである。

ちょんの間といえば、大阪の飛田新地にも行ったことがあるが、ここも規模が大きいうえに、大変風情がある。昔ながらの遊郭や岡場所を思わせてくれるたたずまいなのだ。しかも女の子たちが若くて可愛い子が多い。
日本男児であれば一度は行ってみるべき価値のある場所だと思う。
しかし、時代の趨勢によっては、いずれは一掃されてしまうのかもしれない。
なんとかこの先も存続して欲しいものである。

今回はつい本番系風俗がメインになってしまいましたが、デリヘル関係においても思い出はございます。とはいえ、文字数を考慮し、それはまた別の機会にご紹介させて頂きます。

自分にとっての最高の風俗体験とは、女性のルックスはもちろんのこと、性格や心遣い、サービス、テクニック、相性が合うか、そういった一連のものとともに、雰囲気や風情、状況設定といった背景の部分もとても重要なのだなと、これを書きながら再発見いたしました。

うつりゆく時代と、その時々で変わりゆく風俗嬢と風俗文化。そうしたものを定点観測のように観察しつつ、温かい目で見守れたら。

この風俗覆面調査のミッションは、まさにその願いを叶えてくれる希望だと思っております。その中で更に上を行く最高の風俗体験ができ、調査報告をできたならこのうえなき喜びであります。そしてそのレポートを見た読者にとって、思い出となるほどの最高の風俗体験をする橋渡しとなれたなら、どんなにか素晴らしいことでしょう。なにとぞ、どうぞよろしくお願い申し上げます。』


いささか長文でしたが、このような文章を必死に書き込み、再度お送りしました。
実は、お送りして1時間もしないうちに合格通知メールが届きましたので、時間差を考えるとこの文章は読まれることもなく、1通目の文章で既に審査に通っていたのではないかと思います。
あるいは熱意が多少なりとも通じて、「2つも送ってきやがって。こいつそんなにまで受かりたいのか。しょうがね~な~」とお情けを頂いたのかもしれません。
いづれにせよ、合格を頂けたということは、無駄骨ではなかったのではないか、と思ってみたりもします。

SOD風俗覆面調査団。締め切り間近!とうたっていたわりには、実はまだこちらにて団員の募集はおこなわれておるようです。現状としては構成員の割合は20代・30代がそれぞれ45%。40代が10%とのことです。是非、我こそはという熱意ある40代以上の大人の方々、応募してみるのもひとつかもしれませんよ。
(もっとも、調査店舗の人数枠が限られているため、これ以上団員数が増えてほしくないなぁというのが私の個人的な本音ではありますが。。。)(^^;)